芸術の都、Firenze
[ 2008年11月23日(日) ]
お天気GOOD☀
今日は1日中フィレンツェで移動ナシなので幸せ。
とってもステキ!たくさんフォトを撮って満足♪
ミラノの
ドゥオーモも凄かったが、
フィレンツェも負けていない。
年季の入った大理石の色や、
屋根の茶色がなんとも可愛らしく、町にもよく溶け込んでいる。
それから、
装飾の細かさ。イタリア人はこだわりがさぞ強いことだろう、とひしひしと伝わる。
ドゥオーモ内に入ることは無料なのでもちろん入り、
雰囲気に浸る。
内部の装飾や壁画もとても素晴らしいので必見。
歩みを進めると、
建物の隙間にVecchio(ヴェッキオ)宮殿がこんにちは。
イタリアは建物がいちいちデカい。
そのせいか、
日本では感じたことがなかったけれど、自分を含め人間がとてもちっぽけな存在に感じることが多々あった。
同時に、こんなでっかい建物をそんなちっぽけな人間が建てたのかと思い、妙な感動を覚えた
そして辿り着いた目的地、Uffizi美術館。
芸術、特に絵画が大好きな私はここへ来ることがひそかにこの旅の目玉でもあった。
元々描くことが好きだけど、観るのも大好き。
高ぶる気持ちと共に、とりあえず長蛇の列につく。
何かがおかしい・・・
みんなチケットのようなものを持っているではないか?
美術館の人に尋ねようとして何度も声をかけたのに完全無視をされ、友人とイラッときていたとき、救世主現る。
前のほうに並んでいた日本人のおばちゃんが
「ここは予約列ですよ」っと教えてくれた。
私たちが、予約をしてない人はどこでチケットを買うのか聞くと、係りの人にわざわざ聞いてくれた。
しかもペラッペラのイタリア語で。 まじかっけーす。
イタリア語を勉強する身の私たちは、
おばちゃんを見る目が瞬時に尊敬の眼差しに変わった。
親切っていいな・・・。
丁重にお礼を言い、そそくさと列を抜けた。
予約なしのほうがガラスキで逆に早く入れた。
日本人は几帳面に日本を発つ前から予約を入れる人も多いと思うが、こういうこともよくあるのでそこまで心配する必要はないと思う。
そしてとりあえずトイレ。
なんかかっこいい・・・トイレが!
壁がむき出しの、遺跡のような中にあって、、
うまく描写できないので、まぁ行けば分かります。
さきほどのおばちゃんに会ったので、
本当にありがとうございますと重ねて伝えた。
ここから約3時間かけてウッフィーツィを見回る。
これでもかなり駆け足で、もっと時間をかけてゆーっくり観ていたかった。
写真が撮れなかったので絵画の画像は無いが、
心には名画たちがありありと焼き付けられた。
※現在ではどうやら写真がOKになったらしい。ウッフィーツィ
首が疲れ果てたが、とてつもなく感激した。
まず、絵がデカい。
初歩的なことだし絵が好きなのにも関わらず、これまで画集を見てもサイズというものをちゃんと読んでいなかったので、
せいぜい両手を広げたくらいの大きさやんな、と踏んでいた。
己の無知さを恥じながらも感動し、魅入った。
ヴィーナスの誕生・Primavera・受胎告知などなど。
絵画に明るくない人でもこれらは有名なので楽しめるはずだし、本当にすごかった。
なかでも、特に好きな作品
『ウルビーノのヴィーナス』(ティツィアーノ作)
を見れたことは涙モンで、素晴らしく、時間を忘れて眺めた。
余韻に浸りながらUffiziを出た後は、お昼ごはん。
結構腹ペコだったので、
なんとなく気になったTrattoriaにイン。
スパゲッティと、4種のチーズpizzaを注文!
日本語が上手なオモローなおっちゃんにサーブして頂いて、
楽しく食事をし、おなかも心も満足。
美味しかったし、安かった♪
そのあとはショッピング(ほぼウインドウ)をしたり、
お土産店を見ながら散策。
そしてここから、ミッションが始まる。
実はこちらの記事にも書いた、空港で偶然出くわした違う学科の友達ふたり組とここフィレンツェで会う約束をしていたのである。
私たちはミラノから南下、彼女らはローマから北上し、
真ん中であるフィレンツェで日程がかぶるということだけは既に判明していた。
それだけでも結構な奇跡だが、フィレンツェで会おうね!という軽い口約束で果たして会えるのか。
ただ、会う約束と言っても、フィーチャーフォン時代で
勿論wi-fiなど飛んでいないので、密な連絡を取り合い落ち合うということはできず、場所も時間も決めていない。
というか、決められない。
なので、昼食後の私たちはGelateriaで買ったジェラート片手に
なんとなくここにしようか、という感じでメリーゴーランドのある広場にて待つことにした。
待てど暮らせど、来ない。
漂うミッションインポッシブル感。
そのうえ、11月の屋外ジェラートは思っていたより身に堪えた。
おそらく1時間以上は待ったので、もう十分ちゃうか、
ということで時間ももったいないので諦めることにした。
(日本に帰国後、会った際に話をすると、気分が変わりその日は急遽フィレンツェ郊外へと足を伸ばしたと、笑顔で語ってくれた。もちろん純粋に信じ行動した我々からの非難は避けられなかったが、謝罪はゴメン^^と軽かった)
先ほど美術館の窓から見えたヴェッキオ橋へGO
おもちゃやLEGOブロックのような、部屋?は
橋からはみ出す斬新なスタイル。
橋の上では、カップルチューしすぎ。
外からはわからないけど、橋の中には沢山のお土産店があります。
橋を渡り終え、フィレンツェの町を一望できるという
ミケランジェロ広場へ行きたかったが、
日も沈むし場所もわからないしで断念。次回にしよう。
(どんどん次に持ちこされている)
たくさん歩き、くたくたになってしまったので
一旦ホテルへ戻り休養タイム。
また外へ出て、欲しかったCDを探しているとき、
アントニオとジュリオという若い男の子2人組に声を掛けられる。
推定年齢15,6歳で、明らかに私たちより年下だったがとても粘り強く、というかしつこく、ずっと話しかけながら付け回してきたので疲弊した。
私はアントニオにキスを一回でいいからさせてくれと言われ続けており、当然断っていたら奴はムリヤリほっぺたにチューしてきたので強引すぎて怖かった。
最終的には友人がブチ切れ、彼等は離散。(笑)
彼の名誉のために付け加えるが、
ジュリオは良い人そうだった。
探していたCDを無事にGET。
ホテルへ帰り早めに就寝した。
お天気GOOD☀
今日は1日中フィレンツェで移動ナシなので幸せ。
(もはやスーツケース恐怖症)
午前中、まずUffizi美術館に行くので早めに外出。
通り道、昨日の夜に見たドゥオーモ・洗礼堂・鐘楼が現る。
【フィレンツェ3兄弟のおでまし】 |
とってもステキ!たくさんフォトを撮って満足♪
だけども残念なことが1つ・・
クーポラは日曜日は登らせてくれなかった。
わりとショック大だったけど、また来る口実ができた。
【抜けるような青空とクーポラ】 |
【丸・三角・四角、色んな形を発見】 |
ドゥオーモも凄かったが、
フィレンツェも負けていない。
年季の入った大理石の色や、
屋根の茶色がなんとも可愛らしく、町にもよく溶け込んでいる。
それから、
装飾の細かさ。イタリア人はこだわりがさぞ強いことだろう、とひしひしと伝わる。
ドゥオーモ内に入ることは無料なのでもちろん入り、
雰囲気に浸る。
内部の装飾や壁画もとても素晴らしいので必見。
歩みを進めると、
建物の隙間にVecchio(ヴェッキオ)宮殿がこんにちは。
【これまたかっこええフォルム】 |
そのせいか、
日本では感じたことがなかったけれど、自分を含め人間がとてもちっぽけな存在に感じることが多々あった。
同時に、こんなでっかい建物をそんなちっぽけな人間が建てたのかと思い、妙な感動を覚えた
【現在でも市庁舎として使用されているPalazzo Vecchio】 |
そして辿り着いた目的地、Uffizi美術館。
芸術、特に絵画が大好きな私はここへ来ることがひそかにこの旅の目玉でもあった。
元々描くことが好きだけど、観るのも大好き。
高ぶる気持ちと共に、とりあえず長蛇の列につく。
何かがおかしい・・・
みんなチケットのようなものを持っているではないか?
美術館の人に尋ねようとして何度も声をかけたのに完全無視をされ、友人とイラッときていたとき、救世主現る。
前のほうに並んでいた日本人のおばちゃんが
「ここは予約列ですよ」っと教えてくれた。
私たちが、予約をしてない人はどこでチケットを買うのか聞くと、係りの人にわざわざ聞いてくれた。
しかもペラッペラのイタリア語で。 まじかっけーす。
イタリア語を勉強する身の私たちは、
おばちゃんを見る目が瞬時に尊敬の眼差しに変わった。
親切っていいな・・・。
丁重にお礼を言い、そそくさと列を抜けた。
予約なしのほうがガラスキで逆に早く入れた。
日本人は几帳面に日本を発つ前から予約を入れる人も多いと思うが、こういうこともよくあるのでそこまで心配する必要はないと思う。
そしてとりあえずトイレ。
なんかかっこいい・・・トイレが!
壁がむき出しの、遺跡のような中にあって、、
うまく描写できないので、まぁ行けば分かります。
さきほどのおばちゃんに会ったので、
本当にありがとうございますと重ねて伝えた。
ここから約3時間かけてウッフィーツィを見回る。
これでもかなり駆け足で、もっと時間をかけてゆーっくり観ていたかった。
【美術館からの眺め。Vecchio橋がよく見渡せるポイント】 |
写真が撮れなかったので絵画の画像は無いが、
心には名画たちがありありと焼き付けられた。
※現在ではどうやら写真がOKになったらしい。ウッフィーツィ
首が疲れ果てたが、とてつもなく感激した。
まず、絵がデカい。
初歩的なことだし絵が好きなのにも関わらず、これまで画集を見てもサイズというものをちゃんと読んでいなかったので、
せいぜい両手を広げたくらいの大きさやんな、と踏んでいた。
己の無知さを恥じながらも感動し、魅入った。
ヴィーナスの誕生・Primavera・受胎告知などなど。
絵画に明るくない人でもこれらは有名なので楽しめるはずだし、本当にすごかった。
なかでも、特に好きな作品
『ウルビーノのヴィーナス』(ティツィアーノ作)
を見れたことは涙モンで、素晴らしく、時間を忘れて眺めた。
余韻に浸りながらUffiziを出た後は、お昼ごはん。
【おいしかったぞ、Gusto Leo】 |
結構腹ペコだったので、
なんとなく気になったTrattoriaにイン。
スパゲッティと、4種のチーズpizzaを注文!
【ミートソース。やっぱりチーズはたっぷりね】 |
【Quattro formaggi.チーズ系のピザなのになぜか赤い】 |
日本語が上手なオモローなおっちゃんにサーブして頂いて、
楽しく食事をし、おなかも心も満足。
美味しかったし、安かった♪
そのあとはショッピング(ほぼウインドウ)をしたり、
お土産店を見ながら散策。
そしてここから、ミッションが始まる。
実はこちらの記事にも書いた、空港で偶然出くわした違う学科の友達ふたり組とここフィレンツェで会う約束をしていたのである。
私たちはミラノから南下、彼女らはローマから北上し、
真ん中であるフィレンツェで日程がかぶるということだけは既に判明していた。
それだけでも結構な奇跡だが、フィレンツェで会おうね!という軽い口約束で果たして会えるのか。
ただ、会う約束と言っても、フィーチャーフォン時代で
勿論wi-fiなど飛んでいないので、密な連絡を取り合い落ち合うということはできず、場所も時間も決めていない。
というか、決められない。
なので、昼食後の私たちはGelateriaで買ったジェラート片手に
なんとなくここにしようか、という感じでメリーゴーランドのある広場にて待つことにした。
【Piazza della Repubblica 共和国広場】 |
待てど暮らせど、来ない。
漂うミッションインポッシブル感。
そのうえ、11月の屋外ジェラートは思っていたより身に堪えた。
おそらく1時間以上は待ったので、もう十分ちゃうか、
ということで時間ももったいないので諦めることにした。
(日本に帰国後、会った際に話をすると、気分が変わりその日は急遽フィレンツェ郊外へと足を伸ばしたと、笑顔で語ってくれた。もちろん純粋に信じ行動した我々からの非難は避けられなかったが、謝罪はゴメン^^と軽かった)
先ほど美術館の窓から見えたヴェッキオ橋へGO
【遠くからも近くから見ても可愛いよ】 |
おもちゃやLEGOブロックのような、部屋?は
橋からはみ出す斬新なスタイル。
橋の上では、カップルチューしすぎ。
外からはわからないけど、橋の中には沢山のお土産店があります。
橋を渡り終え、フィレンツェの町を一望できるという
ミケランジェロ広場へ行きたかったが、
日も沈むし場所もわからないしで断念。次回にしよう。
(どんどん次に持ちこされている)
【おそらく右上の小高い所にミケランジェロ広場あり】 |
【アルノ川の眺めと雰囲気は どことなく京都の鴨川に似ている】 |
たくさん歩き、くたくたになってしまったので
一旦ホテルへ戻り休養タイム。
また外へ出て、欲しかったCDを探しているとき、
アントニオとジュリオという若い男の子2人組に声を掛けられる。
推定年齢15,6歳で、明らかに私たちより年下だったがとても粘り強く、というかしつこく、ずっと話しかけながら付け回してきたので疲弊した。
私はアントニオにキスを一回でいいからさせてくれと言われ続けており、当然断っていたら奴はムリヤリほっぺたにチューしてきたので強引すぎて怖かった。
最終的には友人がブチ切れ、彼等は離散。(笑)
彼の名誉のために付け加えるが、
ジュリオは良い人そうだった。
【イタリアのおやつはダイナミックでパワフル】 |
【フルーツ系が得意なジェラート屋さん】 |
【enoteca ワイン屋さん】 |
探していたCDを無事にGET。
ホテルへ帰り早めに就寝した。
コメント
コメントを投稿