BolognaからFirenzeへ
2008年11月22日(土) 本日快晴☀
今日はまた大移動withスーツケースなので、
早めに朝食を済ます。
Casa Cosmoは部屋で朝食を提供するタイプ。
鍵の回し方が古風というか少々厄介で、
なかなか上手く開けられない私たちは朝ごはんを運んできてくれるお姉さんを2日間ドアの前で待たせてしまい、かなり呆れられた様子だった。ごめんよ、お姉さん。
少し遅れ気味で9:00頃ホテルをチェックアウト。
ヴェネツィアばいばい。またくるよ。
列車に乗り込み、ボローニャへは難なく到着。
しかし、時間がナイ・・・。
次に乗り込む列車の時刻が決まっていたため、
タイムリミットがある。
私たちにはここBolognaに確固たる目的があった。
3ヵ月前にイタリア旅行へ行った同じイタリア語学科の友達が訪れたBar(バール)のラザニアと、タリアテッレ・アル・ラグ―という生パスタのミートソースがけを食すこと。
めっちゃうまいで!(友人談)ということで、
それは絶対に食べなければならぬ
という強い意思のもと、ここへ来た。
Bolognaは美食街道とも呼ばれるエリアであり、
期待が高まる。
しかしまた、いつものように道が判らず、時間を食う。
重ねて言うけれど、今のようにグーグルマップでサクッと検索という時代ではないので聞き込みをするしかなかった。
友人作成の地図も持ってきたが、彼女らも記憶頼みで描いたため、ほとんど役に立たなかった。(^^;)
スーツケースによるイライラも再発。
手こずりながらも道を聞き込み、最終的には偶然見つけたと言うほうが近い形で辿り着くことができた。
その名も、il calice(イル カーリチェ)
お店は激混みMAXで、地元民にも人気ということが伝わる。
私たちは外の席に案内され、
火が灯る松明のようなものの近くに座った。
そして早速心に決めていた2品をオーダーし、運ばれてきたものがこちらですっ
私はチーズが大好物なので、本場の
パルミジャーノ・レッジャーノをてんこ盛りに。
生パスタはもちもちと歯ごたえがありながらも柔らかく、こんなに美味しいものは食べたことがないと素直に思った。
とくにラザニア。
絶句。
私はこれを週3ペースで食べられるだろう。
イタリア人め、心底羨ましい。
我々が食事をしている最中に、幼い子どもを連れたアラブ系の女性がお金を請いに来たり、靴下を売りに来た。
大都会のミラノではなく、ボローニャのような学生の町にも物乞いがいることは少しショックなこととして心に残った。
時間がかなり押していたため、
平らげた後は足早にBolognaを去ることに。
列車にギリギリで間に合い、乗車。
そこからフィレンツェへ。
イタリアの列車の車窓は、田園風景が広がる景色が多く、
眺めていて癒されるし飽きない。
そういえばイタリアでは列車に乗る前に時刻などを切符に刻印をしなければならない。
その名もtimbrare(ティンブラーレ)。
黄色い箱のような機械で、一見ナニコレ?
という感じなので見逃してしまいがちだけれど、
timbrareし忘れると乗車してから切符を見回りにきた際に罰金をとられる可能性が非常に高いため注意が必要。
私は乗ってからtimbrareをし忘れたことに気づき、慌てて押しに走り戻ったこともある。
※現在は黄色い箱でなくイタリア国旗カラーのtimbrare機が主流。田舎のほうの駅では昔ながらの黄色い箱タイプも見た。
まぁ、切符を拝見される気満々で用意をしているのに車掌さんが全く来ないという謎の場合もあり、規則性は不明ですが。
夕方手前頃、Firenze到着!
駅近が魅力のホテルREXにいつもの如く道に迷い1時間かけてチェックイン!
フロントのイタリア男はなかなかの男前。
部屋も可愛くてGOOD。
荷物を置いて、落ち着いてから夕方のDUOMOとやらを見にFirenzeの町へGO
ホテルを出てほどなくして、この建物に出くわす。
これはメディチ家の礼拝堂らしいが、私はこいつをDuomoだと勘違いし、それでも全力で感動した。見かけ可愛いし。
懸命に写真を撮る私に、友人は勘違いを悟り
「これ、ちゃうで」という一言を掛け、先へ進んでいった。
歩みを進めると、本物登場!
これが正真正銘のドゥオーモです。
もう日が暮れていたのでクーポラへは登れず、町をぐるぐる。
フィレンツェは感じの良い町で、それほど危なくないし、
とても気に入った。
あまりお腹が空いていなかったので、
持ち帰りのお店でpizzaを購入することに決定。
良さそうなお店を発見。
そこの店員♂ふたり組がおもしろく優しい。
一人、ハゲのお兄ちゃんが日本が大スキで、
日本酒のことやお寿司の話をたくさんしてくれた。
もう一人はイトコが日本人やで、と言うので絶対ウソやんと思いながら話をふんふん聞いていると真実だったので驚いた。
大阪の人と国際結婚をし、日本に移住したそうな。
最後に、レジの上に無造作に盛られていたバラ売りのBaci
(バーチ、イタリア土産でも有名なチョコレート)を、
ガサッと掴んで4つもタダでおまけしてくれた!
イタリア人はなぜこうも陽気で、ケチくさくないのだろう。
イタリアに来て、イタリアがどんどん好きになる。
おみやげ屋台が並ぶところで1人の太っちょイタリアン(若いめおっちゃん)に掴まり、裏の店へ連れて行かれた。
何がなんやらで怖かったが、彼もまた日本女子好き&漢字好きで、メモ用紙とペンを差し出され、下の名前を漢字で書かされた。
よくわからないがとても喜んでいたので、
良いことをした気持ちになった。
ちゃっかり手の甲にキスをされ、さようなら。
クリスマスまでまだ1ヵ月強あるが、
どの町もクリスマス一色であり、
雑貨だけでなくお菓子やチョコレートなどもクリスマス仕様。
こんなんを横目に見つつ、帰路へ就く。
夜9:00時頃にホテルへ戻り、ピッツァを食べた。
おいしかった。
100%のパイナポージュースもとてもおいしかった。
満足の1日でした。
今日はまた大移動withスーツケースなので、
早めに朝食を済ます。
Casa Cosmoは部屋で朝食を提供するタイプ。
鍵の回し方が古風というか少々厄介で、
なかなか上手く開けられない私たちは朝ごはんを運んできてくれるお姉さんを2日間ドアの前で待たせてしまい、かなり呆れられた様子だった。ごめんよ、お姉さん。
【すっかり晴れた朝のVenezia 気持ちが良い】 |
少し遅れ気味で9:00頃ホテルをチェックアウト。
ヴェネツィアばいばい。またくるよ。
ヴァポレットに乗り込んで |
名残惜しい気持ち満タンで、水の都を後にした |
列車に乗り込み、ボローニャへは難なく到着。
しかし、時間がナイ・・・。
次に乗り込む列車の時刻が決まっていたため、
タイムリミットがある。
【私たちのタイムリミットをよそに のんびりただすむボローニャ】 |
私たちにはここBolognaに確固たる目的があった。
3ヵ月前にイタリア旅行へ行った同じイタリア語学科の友達が訪れたBar(バール)のラザニアと、タリアテッレ・アル・ラグ―という生パスタのミートソースがけを食すこと。
めっちゃうまいで!(友人談)ということで、
それは絶対に食べなければならぬ
という強い意思のもと、ここへ来た。
Bolognaは美食街道とも呼ばれるエリアであり、
期待が高まる。
【Bologna特有のアーケード。雨の日でもへっちゃら】 |
しかしまた、いつものように道が判らず、時間を食う。
重ねて言うけれど、今のようにグーグルマップでサクッと検索という時代ではないので聞き込みをするしかなかった。
友人作成の地図も持ってきたが、彼女らも記憶頼みで描いたため、ほとんど役に立たなかった。(^^;)
スーツケースによるイライラも再発。
手こずりながらも道を聞き込み、最終的には偶然見つけたと言うほうが近い形で辿り着くことができた。
【il calice の外観。中にも外にも席があります】 |
その名も、il calice(イル カーリチェ)
お店は激混みMAXで、地元民にも人気ということが伝わる。
私たちは外の席に案内され、
火が灯る松明のようなものの近くに座った。
そして早速心に決めていた2品をオーダーし、運ばれてきたものがこちらですっ
【あぁ・・お腹が空いてきた】 |
私はチーズが大好物なので、本場の
パルミジャーノ・レッジャーノをてんこ盛りに。
生パスタはもちもちと歯ごたえがありながらも柔らかく、こんなに美味しいものは食べたことがないと素直に思った。
とくにラザニア。
絶句。
私はこれを週3ペースで食べられるだろう。
イタリア人め、心底羨ましい。
我々が食事をしている最中に、幼い子どもを連れたアラブ系の女性がお金を請いに来たり、靴下を売りに来た。
大都会のミラノではなく、ボローニャのような学生の町にも物乞いがいることは少しショックなこととして心に残った。
時間がかなり押していたため、
平らげた後は足早にBolognaを去ることに。
【穏やかな雰囲気が魅力のBologna】 |
列車にギリギリで間に合い、乗車。
そこからフィレンツェへ。
イタリアの列車の車窓は、田園風景が広がる景色が多く、
眺めていて癒されるし飽きない。
そういえばイタリアでは列車に乗る前に時刻などを切符に刻印をしなければならない。
その名もtimbrare(ティンブラーレ)。
黄色い箱のような機械で、一見ナニコレ?
という感じなので見逃してしまいがちだけれど、
timbrareし忘れると乗車してから切符を見回りにきた際に罰金をとられる可能性が非常に高いため注意が必要。
私は乗ってからtimbrareをし忘れたことに気づき、慌てて押しに走り戻ったこともある。
※現在は黄色い箱でなくイタリア国旗カラーのtimbrare機が主流。田舎のほうの駅では昔ながらの黄色い箱タイプも見た。
まぁ、切符を拝見される気満々で用意をしているのに車掌さんが全く来ないという謎の場合もあり、規則性は不明ですが。
夕方手前頃、Firenze到着!
【Santa Maria Novella駅からの景色】 |
駅近が魅力のホテルREXにいつもの如く道に迷い1時間かけてチェックイン!
フロントのイタリア男はなかなかの男前。
部屋も可愛くてGOOD。
荷物を置いて、落ち着いてから夕方のDUOMOとやらを見にFirenzeの町へGO
ホテルを出てほどなくして、この建物に出くわす。
【サン・ロレンツォ聖堂】 |
これはメディチ家の礼拝堂らしいが、私はこいつをDuomoだと勘違いし、それでも全力で感動した。見かけ可愛いし。
懸命に写真を撮る私に、友人は勘違いを悟り
「これ、ちゃうで」という一言を掛け、先へ進んでいった。
歩みを進めると、本物登場!
【暗闇の中でもビシビシ伝わる壮大さ】 |
これが正真正銘のドゥオーモです。
もう日が暮れていたのでクーポラへは登れず、町をぐるぐる。
フィレンツェは感じの良い町で、それほど危なくないし、
とても気に入った。
あまりお腹が空いていなかったので、
持ち帰りのお店でpizzaを購入することに決定。
良さそうなお店を発見。
そこの店員♂ふたり組がおもしろく優しい。
一人、ハゲのお兄ちゃんが日本が大スキで、
日本酒のことやお寿司の話をたくさんしてくれた。
もう一人はイトコが日本人やで、と言うので絶対ウソやんと思いながら話をふんふん聞いていると真実だったので驚いた。
大阪の人と国際結婚をし、日本に移住したそうな。
最後に、レジの上に無造作に盛られていたバラ売りのBaci
(バーチ、イタリア土産でも有名なチョコレート)を、
ガサッと掴んで4つもタダでおまけしてくれた!
イタリア人はなぜこうも陽気で、ケチくさくないのだろう。
イタリアに来て、イタリアがどんどん好きになる。
【戦利品、Pizzaをゲット!】 |
おみやげ屋台が並ぶところで1人の太っちょイタリアン(若いめおっちゃん)に掴まり、裏の店へ連れて行かれた。
何がなんやらで怖かったが、彼もまた日本女子好き&漢字好きで、メモ用紙とペンを差し出され、下の名前を漢字で書かされた。
よくわからないがとても喜んでいたので、
良いことをした気持ちになった。
ちゃっかり手の甲にキスをされ、さようなら。
【11月ですっかりクリスマスムードのイタリア】 |
クリスマスまでまだ1ヵ月強あるが、
どの町もクリスマス一色であり、
雑貨だけでなくお菓子やチョコレートなどもクリスマス仕様。
こんなんを横目に見つつ、帰路へ就く。
夜9:00時頃にホテルへ戻り、ピッツァを食べた。
おいしかった。
100%のパイナポージュースもとてもおいしかった。
満足の1日でした。
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