イタリアとの出会い
私はイタリアを愛している。
前世がイタリア人か、今の体にイタリアの血が流れているんじゃないかとも思う。(純日本人です)
そんな私とイタリアとの出会いは、これと言ったものがある訳ではない。
が、記憶を遡れば私をイタリアへと向かわせるピースは至る所に散りばめられていたように思う。
小学校5年か6年生のとき、各々が好きな国をひとつ選び、それについて調べましょう。そしてその国の料理を作ってみましょう。という授業があった。
当時の私は外国に1ミリも興味が無く、苦痛だった。
日本のことすらまるでよく知らないのに、なんで外国を調べなあかんねん状態。
それでも選ばないといけないので、仕方なしに選んだのがイタリアだった。
厳密に言うと、イタリアしか選択肢がないくらい、他の国に興味がなかった。
イタリアを選んだ理由はおそらく、私はイタリア人が好んで食べるものが大好きだったから。
チーズ、アイスクリーム、ピザ、スパゲッティ、ラザニア、ぶどう、生ハム…
特にチーズは大好物で、ゴルゴンゾーラなどのクセが強いものも子供のくせに平気で食べていた。
その時に人口や面積等の基本的情報を調べ、料理はラザニアを作った。
ホワイトソースも小麦粉から作るという、我ながら高度なテクニックも使った。
(あまり美味しくできなかった)
その後、中学高校と進む中で、私の中で「いつか絶対行ってみたい」と思う場所ができ始めた。テレビを見たり、本を読んだり、授業を通して知った場所だ。
しかし、パソコンが無い家に育ったため、土地の名前は覚えても、それがどこの国なのかわからないまま頭の中で放置されていた。
行ってみたい場所リストの内容は、水の上に浮かぶように建物が建っている町・海の中にある青い洞窟・ナポリ湾など。
ナポリだけは、中学の音楽の授業でサンタルチアを習ったとき、地名を知ったが、国はわからなかった。
音楽の先生が、教科書に載っている小さなカラー写真を指しながら、
「ナポリは世界一空が青いと言われている所です」と言った。
他の皆にとっては3秒で忘れたであろう言葉が、私の胸には突き刺さり、刻印された。
世界一青い空とはどんなだろう と、とてもワクワクした。
そして高校3年生になり進路を決めなければならなくなったとき、ふと、私が今まで行きたかった場所ってそれぞれどの国にあるんだろうと思い、携帯で調べてみると、それらは全てイタリアにあった。
(ちなみに、Venezia・Capri・Napoliです)
衝撃だった。
少しずつピースを嵌めていき完成させたパズルというより、ピースが一気に集まって突然パズルが出来上がった感覚だった。
興味がある世界遺産も、イタリアが一番多いということもその後ほどなくして知った。
元々絵を描くことと英語が好きなので、美大か外国語を学べる大学への進学をぼんやり考えていたが、イタリア語を学びたい、そしてイタリアへ行ってみたい。という気持ちが強く湧き起こり、その後、絵は自分で描ける でも言語は学ばなければと思い至り、イタリア語を専攻できる大学へと進むこととなった。
こんな感じで私がイタリアへハマっていく道のりはスタートした。
もちろん、大学生活の中でイタリア以外の国への興味も湧き、知識を得ていった。
今現在時点で、イタリアへは4回行くことができた。
次の記事からは、私が初めてイタリアへ飛んだ2008年の冒険を綴る。
前世がイタリア人か、今の体にイタリアの血が流れているんじゃないかとも思う。(純日本人です)
そんな私とイタリアとの出会いは、これと言ったものがある訳ではない。
が、記憶を遡れば私をイタリアへと向かわせるピースは至る所に散りばめられていたように思う。
小学校5年か6年生のとき、各々が好きな国をひとつ選び、それについて調べましょう。そしてその国の料理を作ってみましょう。という授業があった。
当時の私は外国に1ミリも興味が無く、苦痛だった。
日本のことすらまるでよく知らないのに、なんで外国を調べなあかんねん状態。
それでも選ばないといけないので、仕方なしに選んだのがイタリアだった。
厳密に言うと、イタリアしか選択肢がないくらい、他の国に興味がなかった。
イタリアを選んだ理由はおそらく、私はイタリア人が好んで食べるものが大好きだったから。
チーズ、アイスクリーム、ピザ、スパゲッティ、ラザニア、ぶどう、生ハム…
特にチーズは大好物で、ゴルゴンゾーラなどのクセが強いものも子供のくせに平気で食べていた。
その時に人口や面積等の基本的情報を調べ、料理はラザニアを作った。
ホワイトソースも小麦粉から作るという、我ながら高度なテクニックも使った。
(あまり美味しくできなかった)
その後、中学高校と進む中で、私の中で「いつか絶対行ってみたい」と思う場所ができ始めた。テレビを見たり、本を読んだり、授業を通して知った場所だ。
しかし、パソコンが無い家に育ったため、土地の名前は覚えても、それがどこの国なのかわからないまま頭の中で放置されていた。
行ってみたい場所リストの内容は、水の上に浮かぶように建物が建っている町・海の中にある青い洞窟・ナポリ湾など。
ナポリだけは、中学の音楽の授業でサンタルチアを習ったとき、地名を知ったが、国はわからなかった。
音楽の先生が、教科書に載っている小さなカラー写真を指しながら、
「ナポリは世界一空が青いと言われている所です」と言った。
【ナポリ湾の様子】 |
他の皆にとっては3秒で忘れたであろう言葉が、私の胸には突き刺さり、刻印された。
世界一青い空とはどんなだろう と、とてもワクワクした。
そして高校3年生になり進路を決めなければならなくなったとき、ふと、私が今まで行きたかった場所ってそれぞれどの国にあるんだろうと思い、携帯で調べてみると、それらは全てイタリアにあった。
(ちなみに、Venezia・Capri・Napoliです)
衝撃だった。
少しずつピースを嵌めていき完成させたパズルというより、ピースが一気に集まって突然パズルが出来上がった感覚だった。
興味がある世界遺産も、イタリアが一番多いということもその後ほどなくして知った。
元々絵を描くことと英語が好きなので、美大か外国語を学べる大学への進学をぼんやり考えていたが、イタリア語を学びたい、そしてイタリアへ行ってみたい。という気持ちが強く湧き起こり、その後、絵は自分で描ける でも言語は学ばなければと思い至り、イタリア語を専攻できる大学へと進むこととなった。
こんな感じで私がイタリアへハマっていく道のりはスタートした。
もちろん、大学生活の中でイタリア以外の国への興味も湧き、知識を得ていった。
今現在時点で、イタリアへは4回行くことができた。
次の記事からは、私が初めてイタリアへ飛んだ2008年の冒険を綴る。
コメント
コメントを投稿